2016年2月10日水曜日

(114)「僕は失敗するのを恐れてはいません」


「僕は失敗するのを恐れてはいません。ただ、自分をどうやって風にするのか、わからないのです」
「ああ、それはおまえが学ばなくてはならない。おまえの命がかかっているからね」
「でも、僕ができなかったら?」
「その時は、おまえは夢を実現する途中で死ぬのだ。それでも、自分の運命が何か知りもしない何百万人よりかは、ずっとよい死に方なのだよ」



パウロ・コエーリョ著;山川絋矢・山川亜希子訳(1994)『アルケミスト ー 夢を旅した少年』地湧社、pp171



酔っ払いの無茶振りだってもっと実現可能なものだと思いますが、あと3日で自分を風にするという無理難題を課せられた少年は、錬金術師にうらみつらみをぶつけます。錬金術師は、失敗したら死ぬだけだと述べますが、一方で、自分の夢が何か知らないで死ぬよりもよい死に方であると少年に伝えます。「意味のない人生」「目標のない人生」「物語が続かない人生」を恐れるようになった原点は、この本からかもしれません。この考察は別の写真で書きます。





今日のインプット

なし


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