2016年3月8日火曜日

『M&Aコンサルティングの実務』

佐武伸(2012)『M&Aコンサルティングの実務』中央経済社



<きっかけ>
・先輩に感化され、M&Aに興味を持った。


<読む前に期待したこと>
・M&Aを経験する前から、実務で失敗しやすい点を覚えておき、成功の可能性を高める。
・M&Aコンサルタントがクライアントから欲しいと思っている情報を知り、クライアントとして積極的に開示できるようにする。



<実際に読んでみて>
・M&Aコンサルタントの報酬体系として、累進的に報酬が増えるレーマン方式が紹介されていた(pp9-10)。M&Aの早い段階で、売買価格の見通しを立てておくことがやはり重要だと感じる。

・M&Aコンサルタントとして注意すべきことは、売り手は自社だけでなく複数の同業者と相談している可能性があることを念頭に置くこととある(pp86)。買い手としても、同じことを聞かなければらないと気がついた。仲介会社が、買い手は一社だと言っていても、売り手が他に仲介会社を持っている可能性がある。

・社名にM&Aをつけている場合、郵便物等の送付に注意するとあります(pp89)。そうか、M&A部ってあまり聞かないのは、その部門名でアポイントをとったり名刺が机の上にあったら、買収候補の会社の人が不安に思うわけだ。部門名を考えるときに気をつけたい。

・トップ面談では、細かい財務上の数値や条件について質問するのは、相手に対してあまりよくない印象を与える(pp122)。トップに前もって伝えておく必要があると気がついた。

・基本合意締結前は、売り手が有利で、締結後は、買い手が有利になる(pp127)。細かい条件で引っ張るなら、基本合意締結後にすることで、売り手があせって条件をよくしてくることが考えられる。



<その他>
・M&Aコンサルタントへの報酬は、取得原価に加えることがあると記載ある(pp11)。ということは、プレミアムをつけて購入した場合は、のれんに含めるということだろうか。年間予算を立てるときにM&A報酬を考えなくてよいのは助かるな。

・日本のM&Aの資格講座と付与資格として、「M&Aアドバイザー開業・養成講座」と「M&Aスペシャリスト養成講座」というものがあるようだ(pp7)。10万円以上する。3級、2級、1級と区分分けしたほうが、これから需要はある分、敷居は低くなるはずだ。

・契約書の雛形が載っており、かなりお買い得だと思う。




今日のインプット

■読書 3時間25分


読書は、拾い読みとまとめ作成。 

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