2016年4月10日日曜日

アポイントが取れない

日本では担当者として部門の方針に基づいて効率的に業務を回す立場でしたが、海外に出て管理職扱いになり、自分で考えていろいろなことに挑戦することができたのは僥倖でした。


ごりらの会社では、タイムマシン経営が基本路線となっており、日本や先行する他国での成功パターンをいかに新規国で早く実現するかが経営者の腕の見せ所でした。しかし一方で、国が違えばビジネスの流儀も異なるのは当然で、その国だからこそ新しく始められることもあります。ごりらが大きな喜びを感じるのは、まだグループ全体で誰もやったことのないことに挑戦するときでした。


海外赴任中、いくつかの分野でまだ誰も達成していなかったことや仕組みを導入することができましたが、最初から全てスムーズに進んだわけではありません。むしろ壁にぶつかってばかりでした。ごりらは現地で営業の仕事はあまりしませんでしたが、自分の担当で、現地の会社にアプローチする機会がありました。


そこではまず、アポイントの約束にまで到達するのが困難でした。電話でアポイントが取れればいいほうで、まず電話をすると、担当部署から折り返すと伝えられます。そこで折り返し電話が来るのが10回中4回くらい。折り返し電話が来て用件を伝えても、用件をオフィシャルレターにして寄こせといわれます。オフィシャルレターを持っていっても、そのうち4回中1回くらいしか、折り返しの連絡はきません。あとの3回は黙殺で、ひどい会社になると、そんなレターはもらっていないとすら後で電話でフォローしたときに言われます。


うまくアポイントに持っていけても、たいていは、うちの会社にとって大きな負担になる条件だったり、何回か会って条件を詰めていっても急にあの話はやっぱりなしでというメールをもらい、あとは音信普通になることもありました。


ごりらが挑戦していたのは、上司の指示によるものではなく、自分で会社に必要だと考えて動いていたことでしたので、プロジェクトの成否でごりらの個人評価が決まるわけではありません。ですが、現地の企業から受けた扱いにかなり落ち込むこともありました。ただ、これだけよそ者に対して厳しいということは、一旦彼らの内側に入ってしまえば、先行者メリットをずっと享受できると信じて、少しでも見込みのありそうな会社にアプローチをかけていきました。


悔しい思いを乗り越えて、新しい仕組みを導入することができたときの喜びは大きいです。ごりらが会社に感謝しているのは、挑戦する権利と、失敗し続ける機会を与えられたことだと思っています。



今日のインプット


■FP3級 30分
■法人営業力強化・事業承継・M&Aエキスパート試験 15分


FP3級は、問題集縦串(不動産、ライフプランニングと資金計画)。法人営業力強化・事業承継・M&Aエキスパート試験は、問題集縦串(事業承継関連税制)。

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