2016年4月13日水曜日

遠すぎる日本本社

日本本社には、泣かされてばかりでした。今日は、海外の拠点から見た日本本社の非生産的な特徴を3つ挙げます。社会人になってから、ごりらは偉くなりたいとは思ったことが2回(だけ?)あります。そのうちの一つが、海外に出て生産性の低い日本本社の振る舞いに気がついて、改善したいと思ったときです。


一つ目は、「何でも知りたがる」。そんなに細かいことまで報告させて、いったいどんな意思決定に役に立つのかと疑問に思うような情報を、日本語で頻繁に請求されました。「日本語で」とわざわざ書くのは、駐在員しかその仕事が担当できないということを意味しています。おそらく、情報の受け手は、その上の役職者からの質問に答えられるような手元資料として持っておきたいのでしょうが、いつも時間の無駄だと思っていました。「管理と支援は一体化するべきである」とは、ごりらの尊敬する人の言です。情報を集めて自分のところに滞留させるだけで、何の付加価値も生み出さないことを何の疑問も持たずにいる人と一緒に仕事をするのは、苦痛でした。


二つ目は、「何でも口を出したがる」。現地の株主総会での決定事項を、(証拠の残らない)電話で本社の担当者クラスの人間が伝えられることがありました。実際は本社の決定であるにもかかわらず、結果責任および説明責任を現地になすり付ける形で、リスクの高い決断をさせられたこともあります。海外子会社で決定できることに対して日本本社が口出しするようでは、結果に対する責任が曖昧になり、現地での成長が阻害されると感じています。個人的な不満というよりは、持株会に入っている株主としての経営上の問題だと捉えています。


三つ目は、「こちらのお願いごとに対する反応が遅い」。日本本社からの依頼は、突然やってきます。しかもいつも締め切りはタイトです。一方で、こちらからお願いしている項目については、黙殺がデフォルトです。個々人の人たちは悪い人ではないのですが、組織として対応が本当にいい加減だと感じてます。特に、人事関係ではいつも泣かされてきました。


最初に書いたとおり、自分が偉くなることでこの状況を改善したいと思う一方で、この会社での自分のキャリアにとってはリスクの高いことをしようとしていると感じています。そもそも、日本本社は、海外駐在員のためにあるのではなく、日本を中心とした既存の仕組みを回すためにあるのです。海外子会社のために発言するごりらは厄介者扱いになることは目に見えています。


今必要だと考えているのは、厄介者扱いされて今の会社をやめることになっても仕事に困らないようにスキルを身に付けることと、レバレッジを活用して効率よく経済的資産を増やしておくことです。いつか来る戦いに備えて、今は準備をする時だと思っています。





今日のインプット

なし

0 件のコメント:

コメントを投稿

関連記事

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...