2016年4月24日日曜日

キーボードを叩き壊そうと思ったときに思い出す話(中)

昨日のアンガーマネジメントの話の続きです。


もう一つ、怒りを感じたときに思い出すのは、中学の道徳の教科書に載っていた話です。ごりらは学校のお勉強は好きではありませんでしたが、道徳の教科書を読むのだけは好きでした。これから紹介するのは、今でも覚えている話のうちの一つです。


時は15世紀の大航海時代。場所は西ヨーロッパ。大航海時代では、多くの事業家が投資家からお金を集めて、アジアやアフリカへ香辛料や絹などを持って帰って来る航海に出ました。航海が成功して、大きな利益を得ることができれば、投資家にとっても大きなリターンを得ることができるチャンスがありました。船乗りたちは、こぞってパトロンを探し船旅に出ました。出港した者の中には、船の技術・経験がほとんどないにも関わらず、着の身着のまま一攫千金を夢見て資金を集めて旅立つ者もいました。


ある古びた船団が、アフリカからの船旅からポルトガルの港に帰還するところから、この物語は始まります。この船団も、多くの船乗りと同様に、投資家のお金を必死に集め、数多くの苦難を乗り越えて、大きな成果を持ち帰ってきました。投資家たちは、当初想定していたよりも多くの成果を持ち帰った船乗りたちの偉業をもてなそうと、投資家のリーダーであったある女性貴族の晩餐会に呼ぶことになりました。


晩餐会。もてなした貴族たちは、招かれた船乗りたちの貧しい身なりを見て、少し嫌な気分になりました。船員たちが、自分たちの生い立ちや普段の生活とはかけ離れた存在であることに、今さらになって気がついたのです。しかし一方で、自分たちの出資した分以上の働きをしてくれた船員たちの勇気を思い出し、普段の客人をもてなす態度を取ろうと繕いました。


他の貴族たちとは対照的に、館の主の女性貴族は、そんな彼らのみずぼらしい装いを一向に気にせず、いつもの客人を受け入れるときの態度と代わらずに、船員たちを丁寧にもてなしました。


船員たちは、貴族たちの違和感には気づかず、自分たちの普段どおりのやり方でもてなしをを受けました。しかし晩餐会が始まるにつれ、貴族たちは違和感を一層強くしました。船員たちの食事のマナーや会話内容に、まるで知性を感じられないのです。貴族たちは、このような晩餐会を開いたことを後悔し、早く晩餐会を切り上げたいと思うようになりました。


そんな中、ついに問題が発生します。明日に続きます。





今日のインプット

■ジム 1時間20分










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