2016年4月29日金曜日

変化を起こす人に、俺はなる

海外勤務の中でこれまで何度か、仕事を変えたいと思うくらい理不尽なことや、仕事への意欲が大きく削がれるようなことがありました。それでも続けることができたのは、会社の悪いところは悪いところとして認めて、それを変えていこうとしている態度を見せてくれた2人の大先輩がいたからです。


変化の乏しい会社では、会社の明文化されたルールと暗黙のルールの両方が変わらないため、長く勤めれば長く勤めるほど政治的にも実務的にも有利になります。しかし一方で、新しくできた会社や変化の激しい会社では、長く勤めていることが有利になるとは限りません。


したがって、変化の乏しい会社では、勤続年数が長い人ほど立場が上になり、自分たちの牙城である既存のルールを変えようとしません。ごりらの会社がどちらよりの会社なのかは正確にはわかりませんが、役職がかなり上の人の中に、自分の優位性を壊してまでも、会社にとってよくないことは変えていこうとする人達がいたことが、ごりらにとって救いでした。立場のかなり上の2名の先輩社員との会話が、つらいときに思い出されます。
一人目は、しか専務とでもしておきましょうか。


しか        「ごりら、今回は難儀やったな」
ごりら      「・・・・・・えぇ(弱ってて何も言えない)
しか        「ごりら、おまえは本当によかったなあ。」
ごりら  「・・・・・・」
しか   「・・・・・・」
ごりら     「・・・どうしてですか?」
しか       「言いたいことが言える会社に入ったからだよ」
ごりら      「・・・はぁ」
しか        「ごりらの年齢で、言いたいことが言える会社なんて、日本企業にはないで。おまえのしたことが間違っているか、正しいか、俺にはわからない。でも、一ついえるのは、おまえは運がいいってことだ。会社の中でいろんな不都合があるのは分かっているし、俺も上司のことで、この立場になっても悩むことがある。」
ごりら      「・・・そうですね」
しか        「変えなきゃいけないと思っていることもあるから、見ててほしいと思ってる。みんなの力が必要なこともある。会社をお客さんのために正しく変えていきたいと思っているなら、もっと実力をつけて、同じ志を持つ人と一緒に変えたらいい。俺もその道筋を作りたいと思ってる」
ごりら     「・・・はい」
しか        「今はちょっとしんどいかもしれんけど、面白いと思える仕事をしてもらいたいと思っているから、しばらくこの件は預からせてくれ」


二人目は、まめ部長です。
まめ     「ごりちゃんよう、これから大変だぜ。でもがんばってな」
ごりら   「ええ、覚悟してます。まめ部長もまたご昇進されますように」
まめ     「まあーそうだね」
ごりら   「・・・・・・」
まめ     「・・・うちの会社ってさ、変なところもあるじゃんか」
ごりら   「えっ、ええ」
まめ     「でもさ、悪いところは変えていかないといけないよね。でも俺らくらいの立場になると、なかなか一緒になって変えていこうとする横の人って少ないんだよね。俺も、一人だとどうにもならないことがある。だから、ごりちゃんみたいな若い人がどんどん会社を変えていこうとするのを、すごい期待している。本当に期待している。だから、一緒にがんばろうな」

――二人は、握手をして分かれる――



文章にしているだけで、じーんときてしまいました。また明日もがんばろう。すでに強い立場にあり、そしてその立場が危うくなるような方向に若手を励ませる2人の度量の広さに今でも感謝してます。ごりらも、どんな形であれ、よい変化を起こし続けることができるリーダーになりたいです。





今日のインプット

■FP3級 30分


FP3級は、問題集縦串(金融資産運用)。

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