2016年4月3日日曜日

アウトプットがインプットの早道

海外駐在前には、大きな会社や大きな機関だと語学研修があります。また、赴任後に語学のレッスンを会社負担で受けられる方もいました。ごりらの会社はそんな仕組みはなく、自分で本を買ったり、人を雇ったりして現地の言葉を学びました。社内言語は英語でしたが、担当者レベルの現地従業員との会話は現地の言葉でないと不都合がでてくることに気づいてから、一層真剣に学ぶようになりました。


ごりらは海外駐在中の2013年に英検1級に合格して(→詳しくはこちら)、何回も言い換えることと、何回も聞き直すことを時間的に許してもらえるのであれば(そんな機会あるわけないぞ)、英語での意思疎通に不安はありませんが、日本で自分が学んできた英語と、現地の言葉の学び方は全然違っておもしろいと思います。


日本人の英語の学び方は、インプット重視の長期的視点で、東南アジアで観光系の仕事に従事する人が英語を学ぶ方法は、アウトプット重視の短期的視点だと思います。


日本の英語教育は、文法重視ですよね。3単現のSとか、過去形と現在完了形の違いとか、分詞構文の5つの意味とか、一生懸命テストのために覚えさせられますよね。完璧を追求するあまり話すことに抵抗を感じてしまう生徒が多いとも思います。こういった教育が、話せない英語で役に立たないという批判を受けているのも知っていますが、英語を仕事で使う身としては、文法を知ってからアウトプット(話す・書く)の訓練をするのと、文法を知らずにアウトプットをするのでは、全然伸びが違うと実感しています。文法がわからないと、自信のある表現が増えず、いつまで経ってもマナーの悪い英語になってしまうと思います。従って、日本の英語教育は、後で(必要な人あるいはやる気のある人が)自分で学習を深めていくための基礎作りの場を提供する貴重な機会だと思います。


一方で、東南アジアの英語ツアーガイドやタクシードライバーは、英語の文法はかなり怪しいですが、意思疎通はできます。彼ら彼女らは、学校で英語を学んできたわけではなく、実務で試行錯誤しながら学んできたのです。それはそれでそれで合理的な行動だと思います。彼らは、1時間とか、1週間とか、それぐらいの短い単位でお客さんが入れ替わるため、自分の守備範囲で最低限必要な英語を、アウトプットを通じて学んだのだと思います。


ごりらが現地の言葉を学んだのも、最初は前者のやり方で学ぼうとしたのですが、どうやって現地の人が英語を学んだかに気づくにつれ、後者のやり方で語学を学ぼうと気持ちを変えました。現地の人がよく言っている言葉、自分で説明できなくて悔しいと思った表現のみを教えてもらうことで、アウトプット中心の勉強に切り替えたのです。最終的には、アパートのオーナーと現状回復義務の交渉をしたり、乗り物での価格交渉、財務諸表の主要項目の説明ができるようになりました。


ただ、気をつけなければならないのは、アウトプットだけの勉強方法も限界があるということです。インプットとアウトプットは車の両輪のようなものだと思います。アウトプットだけで学んだ言葉は、通じることは通じますが、表現が直接的のため、監督官庁やかしこまったお客さん相手には英語であるほうが無難だと経験から学びました。


球のイチロー選手は、英語が話せるのに、インタビューは通訳を介して応対していると聞きます。自分が外国語を使って仕事をする立場になって、なぜイチロー選手がそこまで自分のメッセージの伝え方に注意を払うのか、やっとわかりました。





今日のインプット

■FP3級 30分
■読書 2時間
■ジム 1時間


FP3級は、問題集縦串(不動産)。読書は、拾い読みとまとめ作成。

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