2016年5月2日月曜日

『事業承継を成功に導く中小企業M&A』

日本M&Aセンター(2013)『事業承継を成功に導く中小企業M&A』きんざい


<きっかけ>
事業承継M&Aエキスパート試験の教科書として購入。


<読む前に期待したこと
・失敗事例を収集・記録することで自分のM&Aの成功率を高める
・教科書的に読んでみて不足知識を拡充する
・後で詳しく読みたいところをメモしておく


<実際に読んでみて>
・退職金にかかる所得税よりも、株式の売却にかかる税のほうが高い。したがって、株式の売却代金を退職する売却側のオーナーの退職金に上乗せすることで節税ができる(pp63)。

・株主の特性に着目して異なる扱いを与える属人株は、種類株とは異なり、登記簿謄本には記載されず、定款にのみ記載されるので注意が必要(pp98-99)。

・法務デューデリジェンスの結果、対象会社の株主の来歴にあやしい点があったばあい、欲しい事業を対象会社から新設分割で切り離して、分割向こうの訴えができる6ヶ月間を経過した後で、その分割された会社の全株式を買い取る方法がある(pp100)。

・未払い残業代の支払義務は労働基準法第115条では2年と規定されているが、民法709条に定める不法行為を根拠に、時効期間は「損害および加害者を知ったときから3年」とする判例もある(pp103-104)。M&Aにも影響がある。

・M&Aの買い手は、金融機関が資本参加しつつもアドバイザリー業務をしている場合は利益相反がないか確認しておく必要がある(pp117)。

・買収監査時は、煩わしい質問や資料の請求があることを、あらかじめ仲介機関を経由して伝えておくことでスムーズに進む(pp134-137)。

・歴史の浅い会社で、黒字化している会社は、設立の経緯を確認しておくこと。赤字会社がうまくいっている事業だけ分離して売却しようとしている可能性がある。その場合、銀行などの債権者が詐害行為取消権を公私する場合がある(pp143-144)。



今日のインプット


■FP3級 30分
■読書 1時間30分


FP3級は、問題集縦串(タックスプランニング)。読書は、拾い読みとまとめ作成。

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